第4回奥尻ムーンライトマラソン・パート2

6月17日 土曜日

昨夜は食べ過ぎで胃がもたれてて
胃薬を飲んで就寝した。

夜中は2回ほど目が覚めたけど
大会前はいつものことだから
焦りもなく二度寝、三度寝し…

フルマラソンの日を迎えた。

朝ご飯
午前7時。
まだお腹が空いた感覚がなく
朝ご飯はこれしか食べられなかった。


午前中は時間があるので
夫婦で島の路線バスに乗り出かけた。
「マラソン参加者です」と言うと
無料で乗せてくれる♪



ウミウ?
西海岸の岩場だらけの海を眺めながら
20分ほどで青苗地区に到着。


1993年7月12日の北海道南西沖地震で
被害にあった奥尻島。
時空翔
慰霊碑「時空翔」
死者・行方不明者198人の名前が刻まれていた。

当時、私はまだ道民では無かったけれど
ここ青苗地区が津波と火災で
壊滅的な状態になったことをニュースで見て
衝撃を受けたことを今でもよく覚えている。


津波館
「津波館」では震災の被害から復興までの
島の様子が写真や立体模型で
わかりやすく展示されていた。


地震とは関係ないけど
こんな物もあった。
津波館
丁字頭勾玉(ちょうじがしらまがたま)

昭和51年青苗遺跡の発掘で発見されたもので
3~6世紀頃に近畿地方で作られたものが
6世紀以降に奥尻にもたらされたよう。

勾玉は長さ5cm、幅2cmと
全国的にみてもかなり大き目サイズで
新潟県糸魚川産のヒスイでできてるそう。

津波館
奥尻島には8000年も前から人が住んでいたらしく
いろんな出土品が置いてあり興味深かった。


その後はバスの時間まで
沢山のヒバリがチルチル鳴いてる
青苗地区周辺を散歩する。

ウニ
島のあちこちにカラスやカモメが食べ散らかした
ウニの殻が落ちている。
贅沢な鳥たちだ

バスでホテル近くまで戻り
辺りを散策したら…
エゾスカシユリ?
もしかしてこれが
奥尻島のイラスト図に描かれてた
「エゾスカシユリ」かも

一番見たかった
「イソヒヨドリ」という野鳥には
なかなか会えないな…

…なんて思ってホテルの部屋に戻ったら
旦那が「あれ、母さんが探してる鳥じゃないのか?」と
窓辺で言ってる。

窓から外を見たら…
イソヒヨドリ
うっそ

青い鳥がいた

初めて見るけど
きっとあれがイソヒヨドリだ~~~

イソヒヨドリ
昨日からあちこちで
ずっと探していたイソヒヨドリが
なんと部屋の窓から見える場所にいた!
童話「青い鳥」ってこんな展開だった気が…

いや~~~これは幸先良いかも♪



さて、その後はホテルが用意してくれた
「オニギリ弁当」を平らげてから
ランの準備をして
午後1時にホテルロビーに集合し
ツアーバスで大会会場へ。

奥尻ムーンライトマラソン2
大会本部となってる海洋研修センターで荷物を預け
ザバスピットインジェル(170kcal)と
メダリストアミノダイレクト5500と
ついでに痛み止めも飲んでおく。

奥尻ムーンライトマラソン2
午後2時から開会式。
昨日から道内テレビ局uhbが取材に入ってる

奥尻ムーンライトマラソン2
エアロビクス体操は体力を消耗しそうだから
手抜きしながら参加。

なんだか落ち着かなくて
何度もトイレに行ってるけど
海洋研修センターのキレイなトイレでも
混んでなくて助かる♪


奥尻ムーンライトマラソン2
それからフルマラソンの列の後方に並ぶ。

フルのエントリーは男性166人、女性54人と少人数
(ハーフを合わせて全部で550名)

ハーフのスタートは2時間後だから
今はフルの人しかいなくて
大きな大会のギュウギュウのスタートに比べると
なんだかのんびりムードで気がラクになる♪


午後3時
ついに初めてのフルマラソンのスタート

奥尻ムーンライトマラソン2
島民の盛大な声援に見送られ
島の東海岸を北上する。

奥尻ムーンライトマラソン2
いつもは縦一列で走る夫婦だけど
この日ばかりは並走して
時々会話しながらのラン。

痛みのある左股関節が少しでも楽になるよう
左太ももの付け根にゴムベルトをキッチリ巻いたので
走り出しから違和感だらけ(笑)

ゆっくり走るつもりなのに
周りのスピードに乗って
最初の1㎞はキロ6分半ペース!

旦那が「速すぎないか?」と言うけれど
これ以上速度を落とすと最後尾になりそうだし
とりあえず走れてるのでそのまま進む。

奥尻ムーンライトマラソン2
民家のある辺りは
沿道の声援に応えながら笑顔で走る。

奥尻ムーンライトマラソン2
スタートして3㎞すぎた辺りから
この大会の一番の登り坂に突入。

大会の高低差表を見て覚悟してたし
登り坂はキライじゃないので
さほど負担には感じない。

奥尻ムーンライトマラソン2
坂の途中で第1エイドの案内板が見えてきた。
この看板すべてのエイドの前にあったけど嬉しい

最初の5㎞の平均ラップは6分31秒。

左股関節の痛みはひどくならないけど
右ヒザに痛みが出てきた

奥尻ムーンライトマラソン2
坂を登り切った先に第1エイドがあり…

奥尻ムーンライトマラソン2
水、スポーツドリンク、バナナ、オレンジ、リンゴ
そして黒糖と塩まであった

ここではスポーツドリンクを頂く。

奥尻ムーンライトマラソン2
登った分だけ次は長い下り坂が続く。

うーん、やっぱり下りはニガテだ

7㎞過ぎた時
「42㎞走るには、あと6倍か…」と思うと
不安でたまらなくなる。
考えなきゃよかった

奥尻ムーンライトマラソン2
まだ10㎞も走ってないのに
下半身全体がものすごく重たくて
時々右ヒザにピキッと痛みが走る

たぶん左股関節をかばって
変な走り方をしてるんだろう。

「痛い」と言ってしまうと辛くなるので
なるべく足の感覚を感じないように
自分で自分をごまかして走る。


奥尻ムーンライトマラソン2
やっと島の北端「稲穂」地区に入ったけど
先頭ランナーがまだ押し返してこない。

…ということは
折り返し地点はまだまだ先だということ

奥尻ムーンライトマラソン2
行きのフェリーから見えた
崖崩れ対策のコンクリート壁の真下を通る。

奥尻ムーンライトマラソン2
トンネルを3つ抜ける頃には
ランナーがばらけて前後に人が少なくなってきた。

もしかして最後尾?

でもキロ6分半で走れてるから
それほど後ろじゃないはず。

時々、旦那に「この先を左にカーブして
エイドを過ぎてから折り返しがあるはず」と
頭に入れてきたコースの説明をしながら走る。


奥尻ムーンライトマラソン2
やっと先導の白バイの姿が見えた時は嬉しかった

先頭ランナーは「作.AC」のチームウェアを着てる

それじゃ尚子先生が
「K夫妻が奥尻行くらしいよ」と言ってたK氏なんだ~と思い
すれ違いざまに思わず「Kさんナイスラン!」と
声をかけるオバサン(笑)

奥尻ムーンライトマラソン2
道が左に急カーブして
やっと北の端の「さいの河原」を通過。

6㎞~10㎞のラップはキロ6分22秒。

奥尻ムーンライトマラソン2
第2エイドでもスポドリを頂く。

奥尻ムーンライトマラソン2
まだお腹は空いてないけど先は長いからと
パンツのポケットに詰め込んできた
メダリストのエネルギージェル(107kcal)を絞りだす。

うん、おいしい


奥尻ムーンライトマラソン2
折り返してくるランナーの数が増え
お互いに「がんば!」など声を掛け合ってすれ違う♪

でも折り返し地点がなかなか見えないから
「まだまだ先ですか~?」と
すれ違うランナーに聞いたら
「あの山より手前だからもうすぐですよ~」と
笑顔で答えてくれた。

奥尻ムーンライトマラソン2
やっと12㎞の折り返し地点にたどりついた。

奥尻ムーンライトマラソン2
まだ12㎞しか走ってないのに
下半身の張りや重さは
20㎞以上走った時の感じ

この距離でこんなに下半身が疲れてしまって
最後まで走れるだろうか…と思う。

でもさっきまで痛かった右ヒザは
なぜか治ってきた。

奥尻ムーンライトマラソン2
行きに通った第2エイドのトイレに
旦那が入ったのでちょっと待つ。

その間に最後尾のランナーと
回収バスが目の前を通過した。

「あのバスに乗ることにならないといいな…」と思う。

足は重くて走りにくい感じなのに
11㎞~15㎞のラップはキロ6分26秒と
おもいのほか順調に走れてる。


奥尻ムーンライトマラソン2
また走り出してしばらくしたら旦那が
「ヒザが痛い…
母さんは足、痛くないのか?」と聞いてくる。

「最初からずっと痛いけど
我慢して走ってるよ」と返す。

でも今度は左ヒザが痛くなり始めて
左太ももがパンパンに感じたので
立ち止まり旦那の持ってきた
エアサロンパスミニを左足にシューシュー。

どうか痛みがひどくならないように…と
願いながら走る。

奥尻ムーンライトマラソン2
行きに通った激坂が遠くに見えてきた。

激しいアップダウンはあそこだけのはずだから
がんばろう

時々、島内放送がかかり
「今、先頭ランナーが○○地点を通過」とか
「今、ハーフのランナーがスタートしました」なんて
大会の情報を教えてくれる♪

奥尻ムーンライトマラソン2
二つ目の補給食も
メダリストのエネルギージェル(106kcal)
ブドウ味も美味しい

16㎞から20㎞のラップは
キロ6分42秒と少し落ちた。

奥尻ムーンライトマラソン2
長い登り坂の頂上の第3エイドでも
スポドリだけ頂く。

こうして写真を見て気付いたけれど…

行きに道の左側にあったエイドを
ランナーが全員通過した後に
道の反対側に移動してくれたよう。

沿道の応援の人だけでなく
エイドの方々もみんな
ランナーに大きな声援を送ってくれる

奥尻ムーンライトマラソン2
この高台からスタート地点や
その先に続くコースが
ずっとずっとどこまでも続いてるのが見える。

ホントにあんなずっと先まで
自分の足で走れるのだろうか…

でも、なんだかここまでくると
不安よりも楽しさが勝ってきた。

奥尻ムーンライトマラソン2
長い下り坂をヒザに負担のかからないよう
ゆるゆると降りきった辺りが
ちょうどハーフの距離だった。

なんだか嬉しくなって「もう半分まできたよ♪」と
旦那に言ったら
「あと21㎞もあるのか…」と辛そうな旦那様。

先は長いので…

つづく



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プロフィール

ウニママ

Author:ウニママ
ようこそ
黒ラブ『ウニ』1997年4月6日~2014年8月27日(享年17歳4ヶ月)の最後の半年間を綴りました。
その後はミックス犬(トイプードル&マルチーズ)『ホタテ』(2014年10月2日生)と暮らしています。
ランニングを始めて苦節4年目、やっとフルマラソンを走れるようになった札幌在住アラフィフ主婦の日常です。

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